今回はこのような悩みに答えていきます。
- 電気工事士に向いてる人
「電気工事士ってどんな人が向いてるの?」
「私でも上手くやっていけるのかな…?」
こういったことで悩んでいませんか?興味はあるものの、電気工事士の仕事って何だかよくわからないですよね。
電気工事士をしている私の立場から答えるとすると「やる気があれば、何とでもなる」というのが本音。
とはいえそれではよくわからないと思うので、向いている人の特徴を7つ取り上げて解説していきます。
似たような情報が錯綜する中、リアルな電気工事士の意見はきっとチカラになれるはず。
電気工事士に向いてる人7つの特徴
電気工事士に向いている人の特徴
①几帳面
②モノ作りが好き
③体力に自信がある
④忍耐力がある
⑤オリジナリティを出せる
⑥行動力がある
⑦コミュニケーションが得意上記全て当てはまる必要はなく、どれか1つでもOK。私は唯一①だけ適正がありましたが何とかなりました☺️
— でんちゃん@電気工事✕情報発信 (@denchan_ew) February 28, 2022
①几帳面
②モノ作りが好き
③体力に自信がある
④忍耐力がある
⑤オリジナリティを出せる
⑥行動力がある
⑦コミュニケーションが得意
①几帳面
まず初めに「几帳面な人」は電気工事士に向いています。なぜなら、細かい気付きや、確認作業などが仕事の品質に影響してくるから。
具体的にはこまめにメモを取れる人は、仕事の飲み込みが早く、教わったことを管理できる能力がある。
資材整理が上手い人は、在庫の把握、発注管理、段取りの速さに影響する。など
几帳面であることのメリットはとても大きく、上記のような行動に合わせ「この人はしっかりしているな」という信頼感も作ることができます。
②モノ作りが好き
元々何かモノを作る人は向いている傾向にあります。それはDIYを始めとした施工に関わるものだけでなく、例えばこのブログのようにコンテンツを作るのが好きな人も含みます。
つまり言いかえれば「何かを作り上げる過程や完成させることに達成感を感じる」こと。
③体力に自信がある
よく「電気工事は体力仕事なんですか?」という質問をいただきます。
結論、電気工事は体力仕事です。使う工具、材料は多く移動するだけでも大変だしケーブルは重量物。
特に新人の頃は、荷物や材料運びなど雑用作業がメインになってきます。学生時代に部活などをしていた、とか元々体力に自身がある人にとっては有利だと言えます。
④忍耐力がある
忍耐力に自身のある人は電気工事士に有利です。なぜなら成長には「耐えるチカラ」が大切だから。
正直に言うと、電気工事の業界は厳しいです。電気という見えないキケンを扱うので、自分の命を守ると言う意味で厳しい教育を受けることが多い。
辞めてしまう多くの人は、厳しさに耐えきれず挫折してしまう。でも裏を返せば、耐え抜くからこそ一人前の職人に育っていくんだと思います。
忍耐力があり厳しさに耐えきれる人=何事も学びと受け入れ、成長が早い
とも言えます。
⑤オリジナリティを出せる
電気工事士の仕事は最初は決まったルールの中で作業を覚えていきますが、ある程度慣れてくると自分なりの「味」を出せるようになってきます。
大きな目標はあくまで「電気を付ける」であって、それまでの過程は千差万別です。効率の良い作業手順、材料の選定、型にはまらない施工方法、など
自分なりの仮説を立て、挑戦していく姿勢はとても大切です。
⑥行動力がある
ここでいう「行動力のある人」というのは「すぐやる人」という意味。電気工事の業界では、計画〜作業スタートまでのスピードがとても重視されます。
例えば、朝礼が終わり作業が始まった時、やるべき事を把握しすぐに動き出す人。こういった人は材料、工具、作業場所の確保などを頭の中で考えつつ行動しています。
一方で作業時間になっても、ずっと世間話をしたり、誰かが動くまでずっと待っている人もいます。
現場では1分でも無駄にできない考えはとても大切で、そのための行動力(すぐやるチカラ)がある人は現場向きだと言えます。
⑦コミュニケーションが得意
コミュニケーションが得意な人、誰とでも仲良くなれる性格の人は大きな強みです。なぜなら電気工事士は「コミュニケーション能力=実績」に繋がるほど大事な要素だから。
具体的には下記のような状況です
- 社内でのコミュニケーション
- 他業種とのコミュニケーション
社内でのコミュニケーションはチームワークに繋がり、他業種とのコミュニケーションは作業を有利に進めることに効果があります。
特に他業種とのコミュニケーションは重要。なぜなら電気工事士の作業の多くは、他の業種と絡みが多いから。
例えば「鉄筋工の仕上げた鉄筋の中に配管、軽量屋の立てた壁下地に配管」という感じで他の施工物に対して電気の作業が行われます。
その際に他業種とのコミュニケーションが上手く取れていれば、作業が進めやすい状況を作り出せる。というわけ
電気工事士に向いていない人
①遅刻をする
②あいさつが出来ない
③言われたことしかやらない
④向上心がない
⑤自分のことしか考えてない
上記を見て「当たり前じゃん」と感じるかもしれませんが、この当たり前の事を徹底的にできる人、つまり凡事徹底がとても重要です。
言い換えるなら下記の通り
①遅刻をしない
②あいさつが出来る
③言われたこと以外も考える
④向上心がある
⑤周りに気配りができる
上記の本質は「人間力」で新人さんにもベテランさんにも当てはまること。技術も大事ですが、それ以上に人の根っこ部分が現場では重要視されます。
まとめ
①几帳面
②モノ作りが好き
③体力に自信がある
④忍耐力がある
⑤オリジナリティを出せる
⑥行動力がある
⑦コミュニケーションが得意
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