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【プロが解説!】電気工事で使うボード開口工具【オススメ紹介】

エレ子
エレ子
「ボード開口」で使う工具ってどんな物があるの?色々教えてほしいです!

今回はこのような悩みに答えていきます。

本記事の内容
  • ボード開口で遣う工具の種類や用途
この記事を書いた人

当ブログでは「電気工事士」という職業をテーマに扱い工具や資格、業界のことなど様々な記事を取り扱っています。

本記事では「ボード開口」で扱う工具について解説&オススメを紹介していきます。実のところボード開口の工具と言っても沢山の種類があります。適切な場面と用途で使用することが肝心で、テキトーに選んでしまっては意味がありません。

この記事では具体的な用途を解説していますので、ぜひ基礎知識を身に付けた上で購入を検討していただければ幸いです。

でんちゃん
でんちゃん
それでは始めていきましょう♪

【電気工事士】ボード開口の工具【オススメ紹介】

ボード開口の作業は下記2つの状況に分けられます。

  • 壁開口
  • 天井開口
ボード開口

引き廻し鋸

ボード開口をする際の基本的な工具になります。鋸の様な形状ですが、先端が細く切る角度を付けらるのが特徴。天井面、壁面どちらにも使うことができる工具です。

また、引き廻し鋸を使う事でボード開口の基本を学ぶことができます

  • 石膏ボードの硬さや特徴を知ることができる
  • 塗りシロに合わせた細かな開口スキルが身につく
  • 天井面に行う「円形」の開口スキルが身につく
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フリーホルソー

フリーホルソーは天井面へのボード開口の工具で、ドリルドライバーに装着することで使用することができます。

最大の特徴は瞬時に「円形の開口」ができること。開口サイズは調整可能で埋め込み器具の大きさに合わせて替えられます。

殆どの電気工事士は持っている便利な工具。

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ボードカッター

ボードカッターはボード開口に特化した電動工具です。主に天井埋め込み式の長手器具に使用することが多いと思います。

 

長い直線距離を開口する場合に効果を発揮するので、何十台と開口する場合は特に重宝する工具です。

 

レシプロソー

レシプロソーは替刃を交換することで様々な材質の物を切断することができます。
電気工事に関しては金属管、デッキ開口、ボード開口と使える場面は沢山あり、一台持っておくと何かと重宝する電動工具です。

レシプロソーは主に壁面へのボード開口に使用します。防火区画の壁では多いところで4枚貼り(80mmくらい)のボードを開口することになりこれを手動(回し引き鋸)で開けるとなると結構な消耗戦になります。

そんな時このレシプロソーを使えば楽に開口をすることができます。

扱い方には多少技術が必要なので引き廻し鋸で基礎をしっかり身に付けてからの使用をオススメします。

小判穴ホルソー

小判穴ホルソーは壁面へのボード開口に使う専用工具でドリルドライバーに装着して使用します。

使うシーンは限られていて「小判型塗代カバー」や「スライドボックス」の開口に特化しています。

限定的な使用とはいえ、壁面の開口の多くは小判型になるのでこれを使えば大幅な効率化になります。

 

マルチツール

マルチツールは先端のブレードを交換することで「切断・剥離・研磨」と様々な用途に使用できる電動工具です。

ボード開口では主に壁開口での使用することができますが私自身は扱ったことがなく、以前Twitterのフォロワーさんからオススメとして教えていただきました。

ボード開口だけではなくブレードによっては金属も切断できるようなので、レシプロソーと同じく一台持っておけば色々と役立つ工具だと思います。

さいごに:ボード開口で大切なこと

電気工事士にとってボード開口は内装業者と関係する大事な作業です。そのため「早い・正確・キレイ」といった技術が求められます。

その場面に合った工具を適切に使うことで効率よく作業を進めることができます。とはいえ先述の繰り返しになりますが、まずは「引き回し鋸」で基本を学ぶことが大切だと思っています。

ボード開口のポイント

スイッチ・コンセントのボード開口のポイント

・ボックスに鋸の先を当てながら切る
・ボックスの形をイメージしながら切る
・通線してある時はケーブル傷付け注意
・ボックスアースも傷つけ注意
※違和感を感じたら手を止める

ボード開口は気をつけるべきポイントが山程あります

上記ツイートの通り、ボード開口の基礎技術をしっかり身に付けた上で便利な工具を使う事をオススメします。

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