工具

【電気工事士】墨出し工具の紹介【完全保存版】

エレ子
エレ子
墨出し作業で使う工具ってどんな物があるの?
色々教えてほしいです!

今回はこのような悩みに答えていきます。

 

本記事のテーマ

 

  • 墨出し工具の紹介

 

 

本記事を読むことでわかること

 

  • 墨出し工具の種類や用途
  • 墨出しに関するカンタンな知識

 

 

記事の信頼性

当ブログでは「電気工事士」という職業をテーマに扱い
工具や資格、業界のことなど様々な記事を取り扱っています。

今回は「墨出し作業」で扱う工具について解説&オススメを紹介していきます。
墨出し工具をお探しの方の参考になれば幸いです

【電気工事士】墨出し工具の紹介【完全保存版】

▼下記は先日の私のツイートです

 

幅広い電気工事士の作業の中で
トップクラスに重要なモノって「墨出し」だと思う。
理由は全ての基準になる作業だから

照明器具の位置もラックの位置も
間仕切り配管も金属配管も
全部墨出しを間違ったら全部台無し

ここを正確にできるがどうかで仕上がりに大きな差が出ます

上記ツイートのように墨出しはとても大切な作業です。
指定された寸法に限りなく近く墨出しをするためには
「工具」と「技術」が重要になってきます。

それでは墨出し工具の紹介を始めていきます。

でんちゃん
でんちゃん
よろしくおねがいします♪

 

スケール

 

一番最初に紹介するのが「スケール」です。
墨出し作業で無くては仕事にならない、全ての職人さんが持っている工具です。
スケール選びのポイントとしては下記の3つのポイントが重要です

 

  • スケールの長さ
  • スケールの幅
  • スケールの爪

墨つぼ

墨つぼは正確な直線を引くための工具です。
墨つぼの中に「朱墨」を入れ糸を弾いて使います。
電気工事士の作業においては主に下記のような場面で使用することになります。

 

  • アンカーやインサートの墨出し(床面)
  • 照明器具等の地墨出し(床面)
  • 点検口の墨出し(天井面)

 

「対象となる二点のポイント(墨)を直線で繋ぐ」という
原始的な工具ですが、とても奥が深く使い方にも技術が必要になってきます。

 

朱墨

墨つぼに入れて使用します。
朱墨には朱色以外にも青や黒など様々なカラーがありますが
現場では基本的に朱色を使うことになると思います。

その理由は業者別で色分けをして解りやすくするためです。
地域によっては違いがあるかもしれませんが一例を出すと
「朱色=電気、青=設備、黒=建築」のように使い分けされます。

 

墨差し

墨つぼとセットで持っておきたいのが「墨差し」です。
墨つぼの墨を含んだ真綿から墨を拝借し直線を引いたり、文字を書いたりします。
メインで使用する事は少ないですが墨出しでマジックペンが無くなったときなどの
緊急用に活躍する場面が多いです。

チョークライン

チョークラインは粉チョークを中に入れて使用する言わば「墨つぼの粉バージョン」。
使い方は墨つぼと同じですが、使用用途や特徴は下記の通りです

 

  • 粉チョークなので墨を消せる
  • 仕上げ(前)の天井面に使う
  • 仕上げ(前)の床面に使う

 

基本的に仕上げ(完成部分)に関わる部分に墨を出す場合に使用されます。
墨つぼだと朱墨でしっかりを墨がつくのに対し、チョークラインだと擦れば消える。
現場の状況によって使い分けすることが大切です。

 

粉チョーク

チョークラインに入れて使用します。
カラーは様々ありますが仕上げに合わせ目立たない色を使う、というのが
色選びの基準になってきます。

 

レーザー墨出し器

建築現場では様々な場面で正確な施工が要求されます。
直角水平を出す場合には墨つぼでは出し切れない場面が多くあります。

そこでこのレーザー墨出し器が活躍します。
高精度の直角水平レーザー光線は施工を最大限に効率化してくれます。

代表的な使用方法は下記の通り

 

  • 間仕切り配管のボックス施工時
  • アンカー施工時の地墨を天井に移す場合
  • 器具開口の地墨を天井に移す場合
  • 配管時の水平直角
  • ラックやレースウェイ(吊物系)の水平直角

 

上記以外にも無限と言えるほど活躍する場面があります。
現場ではよく「レーザーは一人工(一人分)の仕事をする」と言われますが
それくらい便利な工具になります。

電気工事士に限らず、ほぼ全ての業種のマストアイテムと言っていいほど
便利で役立つ工具です。

 

三脚

三脚はレーザー墨出し器にセットして水平を出す際に使用します。

 

軽天ホルダー

レーザー墨出し器にセットして使用します。
三脚とは違い、マグネットの付く部分ならどこでも使用できるのが特徴。
高い位置の水平出しには特に活躍します。

 

巻き尺

長い寸法を測る際に使用します。
スケールだと通常5Mくらいが限界ですが、この巻き尺を使うと
最大20Mまで測る事ができます。

現場で5M以上の寸法を測ることは稀で
使用方法は限られて来ますがあると役立つ工具です。

ただスケールのように硬い材質では無いので
二人作業で巻尺を張って測らないと正確な寸法が出にくいので注意が必要です。

 

水糸

水糸は水平線を出す為に使用します。
少し他の墨出し工具とは毛色が違うので
よくある電気工事での使い方として3パターンご紹介します

 

  • 墨つぼを使えない仕上げの場所
  • 屋外で墨つぼもレーザーも使えない時
  • 壁配線の呼び線として使う

 

・墨つぼを使えない仕上げの場所

先述のチョークラインと使い分けは一緒で
仕上げに朱墨を出せなような場所で使用します。
水糸は粉一つ落とせない場面で使うことが多いと思います。

例えば、タイルカーペットの上に墨出しをする場合
水糸を張ってポイントを出す付近に養生テープを貼り付け
その上にマジックで墨出しをする、といった感じです。

・屋外で墨つぼもレーザーも使えない時

躯体工事でインサートの墨出し等の場合
デッキ(床面)が濡れていて朱墨がうつらない
鉄筋が邪魔で墨つぼが使えない、レーザーは屋外で見えづらい
といった場合に水糸を張るパターンです。

また躯体工事の墨出しは長い距離で出すことが多いので
何度も墨つぼで墨を伸ばしながら出すよりも
水糸を一本長く張ったほうが正確。という利点もあります。

・壁配線の呼び線として使う

電気工事では壁の中に配線をする場合があります。

その時に配線用に配管が仕込まれていれば問題ないのですが
施工状況によりケーブルをそのまま配線する時があります。

水糸は、その配線を通す呼び線として使用します。
作業手順としては下記の通り

 

  1. 水糸の先にナットなどの重りを付ける
  2. 壁のスキマを狙い上から落とす
  3. 下に届いた水糸にワイヤースチールを付ける
  4. ワイヤースチールを引き上げケーブルを付ける
  5. ワイヤースチールを引下げ配線する

 

つまり上記の手順から、
水糸は配線をする最初のきっかけを作る為に使う。ということです
ただ上記の方法に限らず、配線方法は沢山あるのであくまで参考程度に
(※水糸でなくてもチェーンを使う方法もあります)

 

差し金

差し金は主にコンクリート面に地墨出し(床)をする場合に使用します。
墨つぼの墨だけだと弱く、後から高所作業車に踏まれて消える可能性があるので
マジックで十字に上書きして上からクリアスプレーでコーティング

というのがよくある建築現場での地墨出しです。

その場合に直線を引く場合や直角を出したい時などに役立ちます。

▼個人的には15cmのポケットタイプが使いやすくてオススメです

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

電気工事において墨出し作業はとても重要で
職人のスキルの差が出てくる作業だと感じています。

墨出しに対しての考え方は職人の数だけあるし
その方法に関しては優劣付けがたいのですが
墨出しの目的は「正確に施工する為」なので

今回ご紹介したような工具を
色んな場面、組み合わせで応用を利かせて使って行くことが
大切なのかなと思っています。

でんちゃん
でんちゃん
ここまで見ていただきお疲れさまでした♪
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