- 第二種電気工事士とは
- 第二種電気工事士4つのメリット
- 第二種電気工事士が人気の3つの理由
電気系資格に興味のある人がまずたどり着くのが「第二種電気工事士」。何もスキルが無い状態では生き残ることが難しくなってきている現在、手に職を付けたい想いで取り組もうとしている方も多いのではないでしょうか。
「国家資格」という特別な資格で、需要ある電気工事の仕事が出来る。そんな人生の選択肢を広めてくれる第二種電気工事士の資格を学んでいきましょう。
第二種電気工事士とは?
第二種電気工事士は経済産業省が定める国家資格で、電気の専門職を目指す人がまず最初に挑戦して取得する資格です。
住宅や店舗などの電気工事がメインで、屋内の配線や照明器具の取り付けといった基礎的な工事ができます。(※受電電圧600V以下の一般電気工作物の電気工事)
電気工事士には必須ですが、DIYで電気工事を行う方にも需要のある資格で毎年多くの受験者がいる人気の国家資格です。
第二種電気工事士4つのメリット
第二種電気工事士のメリットは下記の通りです。
①就職・転職に有利
②安定需要・収入
③スキルアップや昇進・昇給
④やる気次第で独立開業
①就職・転職に有利
第二種電気工事は知名度の高い国家資格です。
就職の際に有利になるほか、さらに好条件の会社への転職にも期待できます。
無資格で就職できた場合でも仕事をしながらの資格勉強は割と大変です。
事前に資格を取っておくことで負担が少なくなり、仕事に集中することができます。
②安定需要・収入
求人の中には有資格者を優先する会社が多くあり、安定した需要と給与が期待できる資格です。
また業界全体が人手不足&高齢化が進んでいることも問題視されていて、これからさらに需要が高まっていくことが予想されます。
③スキルアップや昇進・昇給
資格を手にすることで電気に関する基礎知識、技能スキルが身につきます。
特に図面に関する理解や施工の正しい知識を得ることで、実践現場で即戦力になります。
現場での動きが良くなれば仕事の質も上がり会社からの評価に繋がります。
そこから昇進や昇給への期待が高まるでしょう。
④やる気次第で独立開業
電気工事士の世界では「やる気」次第で自分のポジションを決めていけます。
手に職を付け、独立開業をしている人も沢山います。
第二種電気工事士が人気の3つの理由
第二種電気工事士の資格に人気が集まる理由は3つあります。
①転職・スキルアップに効果がある
②合格率の高さが魅力
③DIYで電気工事が出来る
①転職・スキルアップに効果がある
受験者数はここ10年の間右肩上がりに増加し「手に職を付ける」ことを望む人も増えてきているのが現状です。
②合格率の高さが魅力
第二種電気工事士の合格率は「約60%以上」
国家資格全体の平均合格率は約30%と言われています。その中で第二種電気工事士は合格へのハードルが低いのが魅力です。
受験資格はなく、誰でも受験することが出来ます。たまにニュースに上がりますが、小学生でも取得する方がいるほどです。
詳しくは第二種電気工事士は難しい資格?【合格率と難易度を解説】で解説しているので参考に。
③DIYで電気工事が出来る
第二種電気工事士は電気工事士だけの資格ではなく、DIYが好きな方にとっても人気があります。それは唯一資格が無ければ手を出せない領域だからです。
「自作のデスクにコンセントを付けたい」
「家の照明を増やしたい」
「電気のトラブルに自分で対応したい」
上記の様な場面では、資格を持つことで対応することができます。故障してしまったコンセントや照明を取り替える場合でも、自分でやってしまえば専門業者に依頼する費用も浮かせることが出来ます。
電工二種、資格を取った後で更に学んでほしいこと。
・検電器の使い方
・テスターの使い方
・メガーの使い方
・壁や天井の知識
・照明や配線器具の正しい取り付け手順特にDIYを始める方は足りない知識や物が多くあるのでココからが大変📝
— でんちゃん@電気工事✕情報発信 (@denchan_ew) December 19, 2021
上記ツイートの通り、資格は取ってからは本番で現場だけでなくDIYでも必要な道具や知識は沢山あります。
特に「検電器・テスター・メガー(絶縁抵抗計)」の三つの計測器は必須で正しい使い方もマスターする必要があります。
まとめ
- 就職・転職に有利で需要がある。
- スキルや収入アップにつながる。
- 独立を目指すことができる。
- 国家資格では合格率が高く。
- DIYで電気工事ができるようになる。
第二種電気工事士に関する総合的な情報は第二種電気工事士完全攻略マニュアル【試験申し込み〜合格まで解説】にまとめているのでぜひ御覧ください。