こういった悩みに答えます。
第二種電気工事士の資格で必要なもの
記事を書いている私は、現役の電気工事士です。
無資格未経験で仕事を始め独学3ヶ月で電工二種、電工一種を取得しました。
本記事は「第二種電気工事士の資格勉強で必要な物が分からない・・」という受験者さんに向けの内容です。
ネットや書店を調べると多くの教材がある中で「結局どれがいいのかわからない」というのが本音なんじゃないでしょうか。
結論から言うと、私が実際にお世話になった「すい〜っとシリーズ」が1番理解しやすく、勉強を継続しやすい教材です。
工具については「ホーザンの工具セット」が鉄板で、材料は3周練習できるセットをご紹介します。
本記事では失敗しない教材選びを厳選。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
【第二種電気工事士】勉強に必要なモノまとめ
具体的に必要な物は下記の通りです。
- 学科試験 基礎学習テキスト
- 学科試験 過去問題集
- 技能試験 基礎学習テキスト
- 技能試験 工具セット
- 技能試験 材料セット
ぜんぶ絵で見て覚える 第二種電気工事士 学科試験 すぃ〜っと合格
イラスト&写真を使っての解説が多く、視覚的に理解しやすいオススメのテキストです
基礎知識だけではなく、後半にはよく出る過去問をまとめて解説しているので
この一冊だけでもやり込めば合格にグッと近づきます。
すい〜っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 学科過去問(すぃ~っと合格赤のハンディ)
第二種電気工事士の学科試験で最終的な勉強方法は過去問の集中練習です。
目安として過去8年分の問題を平均80点くらい取れるようになれば、ほぼ合格は間違いないと思います。
ぜんぶ絵で見て覚える 第二種電気工事士 技能試験 すぃ〜っと合格
現場未経験の人にとって技能試験は大きな壁になると思います。
▼下記のツイートを御覧ください
第二種電気工事士の技能試験に不安のある人は学習する要点をおさえると良いです。ポイントは3つで
①複線図を理解する
②欠陥例を理解する
③作業スピードを上げる
学習手順を守っていけばあとは物量で身体に覚えさせる。理解してくれば楽しくなってきます😌— でんちゃん@電気工事✕情報発信 (@denchan_ew) March 3, 2023
- 複線図を理解する
- 欠陥例を理解する
- 作業スピードを上げる
技能試験対策において、上記の通り学習する手順がとても重要になってきます。
その道標になるテキストは「必ず」必要になってきます。
いきなり実作業から入ると、右も左も分からない手探り状態で間違いが多くなり、効率が悪くなってしまいます。
まずはテキストをしっかり読んで
複線図を書けるようにして欠陥のポイントを理解しておくことが重要です。基礎知識を身に着けてから工具を持ち始める、これが理想の形です。
ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セット
工具選びに悩んでいるなら電気工事士の工具セットを購入することをオススメします。
上記の工具セットなら技能試験に必要な指定工具が全て入っています。
これらを一つづつ買い揃えるとなると時間的、金銭的コストが多くかかります。
工具自体を持っていない受験者さんは迷ったら工具セットでOK。
一方で現在見習いとして電気工事をしている方は普段使いの工具を使って問題ありません。
VVFストリッパーが無ければ買い足す、くらいの感覚でOK。
【手動式】VVFストリッパー
多機能でこれ一本で様々な作業が可能
【機械式】VVFストリッパー
皮むき専用でスピード重視
電材王の第2種電気工事士技能試験セット
技能試験の練習用部材セットです。
技能試験の合格率は練習した量に比例します。1回目に1時間かかっていた作業が、2回3回と練習を重ねる内に半分くらいの時間で作れるようになってきます。
工具セットに関しては1回セットが多く売られていますが、個人的には最低でも3周は必要かなと思っています。何故なら、1周目(全13問)の学習では作業の雰囲気しか掴めないからです。練習量については下記ツイートにてまとめました
第二種電気工事士技能試験の理想的な練習量は候補問題13問×3周分くらい。1周だけだとなかなかうまくいかないことが多いです。
1周目:雰囲気つかみ
2周目:課題を見つけ改善
3周目:時短や細かい調整作業時間は1問約1時間✕39問=39時間。ちょっと大変かもですがかなり合格の精度は上がります😌
— でんちゃん@電気工事✕情報発信 (@denchan_ew) March 4, 2023
まとめ:資格費用は回収可能
以上、第二種電気工事士の資格勉強で必要なものをまとめてみました。
全てを揃えるには約40,000円くらいかかります。
ですが資格を取り、スキルを身に着ければすぐにでも回収できるはずです。
第二種電気工事士の資格手当は
会社によって違いがあるものの平均して5,000円です。単純計算で8ヶ月で回収できますが、頑張りによっては別途昇給の可能性も出てきます。
実際私の場合、
無資格 → 有資格者
という変化で仕事に対するモチベーションがとても上がり資格取得してまもなく昇給しました。
電気工事士は個人の能力が評価に直結する職業、資格を取ることで仕事に対する視点が変わると思います。
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